【Root】Jelly2届いたから速攻でMagiskを導入した話
Jelly2 Root化
なんてことを!?
と言われそうだが、特別な事情がない限り私はAndroidをRoot化すると決めている(普通は逆だろうが)
もちろんメリットは色々あるからね。
2/25に予約したJelly2が4/5にやっと届いた、通関…
んでとりあえず開封&触った感想としてはいい感じ!
ラグくないしカクつきはあまり感じられない。
ダミーSIMでSUICAの利用は無事できそう。
では早速Root化していきます←
手順
まずJelly2は各パーティションに署名の確認を行うAVB機能が実装されています、最近のandroidじゃデフォルトになってきている。
ですがこれはvbmeta.imgをvbmetaパーティションにフラッシュする際に引数を渡すことでAVB機能を無効化できます。
こちらからjelly2のjapan(felica対応版)のfirmwareをダウンロードして解凍して、vbmeta.imgを取り出しておいてください。
では次に、jelly2のbootloaderをunlockしていきます。
いつもどおり、androidの開発者設定からOEMの解除の許可をしておきましょう。
あとはadbコマンドでjelly2をbootloaderモードで再起動させます。
adb reboot bootloader
bootloaderが起動したらfastbootコマンドでunlockしていきます。
fastboot flashing unlock
あとはjelly2でyesを選択することでデータの初期化&unlockが行われます。
次にAVB機能を無効にします、先程用意したvbmeta.imgを以下のように設定してフラッシュします。
fastboot --disable-verity --disable-verification flash vbmeta vbmeta.img
最後のvbmeta.imgは先程用意したvbmeta.imgを指定。
これでAVB機能が無効化されます。
あとはjelly2を起動、Magiskアプリを普通に入れて、jelly2にvbmeta.imgがあったzipと同じ場所にあるboot.imgを転送。
magiskアプリを起動して、magiskインストールを選択後パッチするを選んで転送したboot.imgを選んではじめるを押すことでmagiskがパッチされたboot.imgが生成されますので、PCにパッチされたboot.imgを転送後、再度bootloaderを起動して以下のコマンド。
fastboot flash boot magisk_patched.img
magisk_patched.imgはmagiskアプリでパッチしたboot.imgを指定。
これでRoot化は無事完了ですね、いつかのときみたいにbootloaderに解除キーが必要なくて助かった…
Felicaやgoogle payは使えるの?
Root後これが使えるか心配な方は多いでしょうが、何の問題もありませんでした!

safetynetも問題なく、EdXposedも使えるのでカスタマイズも可。
ちなみに筆者の場合はMagiskはcanary版を使ってますがstable版でも問題ないはずです。
試しに近くのコンビニでfelicaにpontaカード突っ込んで、google payの非接触決済で支払いをしてきましたが普通にできました!
ちなみに、NFCが弱いのか感度弱め。
AudioFX
筆者音楽大好きマンなので音質にこだわる派なので、Viper4Android FXを導入しましたが互換の問題でだめでしたorz
なんか良い感じのAudioFXアプリ無いですかね…
Lineage OSならAudioFX標準装備で助かるんですけどね…
まあ、FX系なくてもそれなりに満足はしてます。
jelly2のためにSONYのイヤホンを事前に買っておいたw
イヤホンさせばラジオとしても機能しますからね。
感想
Jelly2のレビューも兼ねたRoot化記事でしたが参考になれば幸いです。
正直safetynetがfalseになるとjelly2のfelicaの強みが台無しになるのでRoot化はハイリスク・ハイリターンというやつですね。
ですが、ここ半年Magiskのアップデートで安定しているのでまだしばらくは大丈夫だと思います。
多分。きっと。(´・ω・`)
ディスカッション
コメント一覧
間違っていたら申し訳ないんですけれども一度以下の方法をためすとV4Aが使えるようになるかもしれません。https://forum.xda-developers.com/t/mod-viper4android-miui-12-magisk-21-1.4203489/
(MIUIと書いてありますがOnePlusの端末でも動作したそうです。)
はじめまして。この記事のおかげでJelly2のルート化させることができました。ありがとうございます!
ちなみに私のJelly2でルート化後、フロントカメラが機能しなくなりましたが、Premirea様のJelly2でも同じ現象は起きてますでしょうか?
ストックカメラでは前後切り替えボタンが表示されない、他のアプリでもフロントカメラが利用できない状態です。
もとに戻そうと、
・fastboot flash vbmeta vbmeta.img
・fastboot flash boot boot.img(パッチ前のもの)
・システムが初期化されて再起動
してもフロントカメラは機能しないままです。
もしなにかアドバイスを頂けましたら幸いです。
返信ありがとうございます、こちらも気がついてないだけかと試しましたがルート化後でも機能していることを確認しました。
ただし、最新のアップデートを適応したあとのルート化なのでバージョン次第では機能してなかったかもしれません。
こちらの記事で紹介してるソフトでjelly2を完全に初期化するツールがあります(初期化せずにアップデートすることも可)
完全にクリーンにしたあともフロントが使えない場合は初期不良か、壊れてしまった可能性がありますね…
(少なくともフロントカメラに影響する設定はなかったと思います)
https://premirea.jp/android/jelly2-update-root
Premirea様
こちらこそ返信頂きましてありがとうございます!
その後、アップデートの記事を参考に最新版Andorid10公式ROM(2021051912_g55v71c2k_dfl_jp_felica)と SP FLASH TOOLで初期化を行い、
Rootが解除されBootloaderも再度ロックし初期化されて再起動しましたが、フロントカメラは復活しませんでした。
フロントカメラは BLU+ROOT 直前までは機能していたので、おそらくBLUが原因なのではないかと考えています。私のJelly2はMVNO経由のもので、開封前からAndroid10の最新アップデートが適応済みだったので、Premirea様の端末とはFirmware的になにかが少し違うのかもしれないですね…
今唯一思いつくのは、一つ前の公式ROM(2020101915_g55v71c2k_dfl_jp_felica)を使った初期化ですが、UnihertzのGoogleDriveには最新版しかなく、ネットのどこにも落ちていないのでお手上げ状態です。
ちなみにアップデートの記事を読ませて頂いて気づいたのですが、SP FLASH TOOLで「Download Only」を選択後、下の「userdata」からチェックを外すとおそらくデータの初期化は回避できると思います。
余談ですが「Download Only」で前カメラが復活しなかった後、試しに「Flash All + Download」で初期化したところIMEIが消えてしまい、ものすごく焦りましたが、SNWriterというソフトでなんとか復活させることができました。
長々とすみませんが、この記事のおかげで少しは賢くなりました 笑
ありがとうございます。