Play Integrity Fixが機能しなくなったのでTrickyStoreに乗り換える
Play Integrity fix
以前よりPlay integrity fixはfingerprint(.pif)を有効なものに定期的に更新することでgoogleといたちごっこしてgoogle wallet等を使えるようにしていました。
これはPlay integrityの合格判定を偽装することで実現していました、がgoogleは最近 新型のPlay integrityに移行したようでレガシー(Android11以前?)よりあとのAndroidは新型のPlay integrityに合格しなくなってしまいました。
現状解決策は強制的にレガシータイプの合格基準で動作させるやり方(不安定)と、
新型のPlay integrity対応のTrickyStoreの二択となっています。
今回は乗り換えとなる、TrickyStore方式をやっていきます。
TrickyStore
Keyboxという.pifのような審査を通るkeybox.xmlを読み込ませることで動作するMagiskモジュールです。
Play integrity fix不要で、完全に代替となります。
ただし非オープンソースで不透明です。
(以前はオープンだったが不正利用者等が多かった為クローズド化)
またTrickyStoreはあくまでKeybox.xmlを読み込むためのモジュールであり、Keybox.xmlを別途用意する必要があります。
これの入手方法がPlay Integrity FixのようにActionから入手などはできず、Telegramか別途モジュールを使う必要があります。
その別途モジュールがTSupport Advanceとなります。
TSupport Advance
TSupport Advanceもソースが見つからず、telegramでしか入手できません。
正直使うのに不安が残りますが、めんどいので使ってます
使い方は簡単で、TrickyStoreをmagiskにインストール後このモジュールTSupport Advanceもインストールしてください。
インストール時に音量キーで操作してください。
インストール時は音量キー、マイナスを押してインストールを完了し再起動。
再起動後、TSupport AdvanceのActionを押してマイナスキー[Bbox Updater]を押し、上書きを選ぶことでうまくいきました。
Strongは落ちていますが、google wallet等はこれで問題なく使えます。
新型Play integrityからStrongも合格対象なのかこのときはだめでした(汗)
後の追記のところで解決します。
以上でうまくいくと思われます、以前のPlay integrity fixより不透明ですが…
今後の進展に期待しましょう(googleが進展するかもしれませんが…
またこれでもだめな場合はTSupport AdvanceのActionでkeybox.xmlガチャになる?かもしれません。
(オンラインから取得してるのかよくわかってない、多分してる。
またなにかあれば追記していきます。
追記:Play integrityのStrongにも合格する
コメントにて有用な情報をご提供していただきました!(Leniさんありがとうございます!)
どうやらTrickyStoreにはセキュリティパッチの日付を偽装する機能もあるらしく、これを現在の日付の約1年内に設定することでStrongにも合格するようになるそうです!
やり方はkeybox.xmlと同じディレクトリ、
/data/adb/tricky_store/
にsecurity_patch.txtを配置し、以下を記述。
# Hack os/vendor/boot security patch level
20241101
なお代替の手段として、Tricky store addonというモジュールもあります。
こちらはアプリでTricky storeを管理できるモジュールらしいです。
これでセキュリティパッチの日付も設定できるようです!
結果無事にStrongも合格しました、初めて見た…(もちろんBLU済み
keybox.xmlが失効しないこと、セキュリティパッチを1年内にあわせることを意識すればしばらくは大丈夫そうですね。
またお守り的にPlay integrity fixも同時に使用しています、競合はしないようです。(多分いらない)